月刊ニューステーブル
2023年2月号
NEWS TABLE FEB.2023
温泉道場
チーズケーキ『ふろまあじゅ』に「いちご味」登場
原材料に「吉見町生産いちご」の使用が実現
温泉道場(埼玉県比企郡)では、同社のオリジナルスイーツ『湯あがりミルクチーズケーキ工房 ふろまあじゅ』の「いちご味」をリニューアル。埼玉県吉見町産のいちごを使用した新商品の販売を開始した。
道の駅『いちごの里よしみ(比企郡吉見町)』の協力を得て、原材料として吉見町で生産されるいちごの使用が実現。予定より多く収穫されたものや、販売時に売れ残ってしまったものなどが積極的に使用されて、フードロスの削減にも繋げているという。
原材料には、埼玉県産の乳製品を100%使用。酪農家の数が減少の一途を辿るなか、そんな状況に少しでも歯止めをかけたい、地元酪農家の美味しい牛乳や乳製品をたくさんの人たちに届けたい、そんな思いも込められているとのこと。オンライン販売も実施している。また、『埼玉県新商品AWARD2022』では、抹茶味とほうじ茶味が入賞を果たしている。
イカリソース
季節を味わうドレッシング『季の皿(ときのさら)』シリーズ
新アイテム『サワークリームオニオンドレッシング170』を追加
イカリソース(大阪市福島区)では、新商品『季の皿(ときのさら) サワークリームオニオンドレッシング170』を発売する。
『季の皿』シリーズは、旬の食材と野菜をふんだんに使って作る「主菜・主食になる季節のサラダ」を提案。ドレッシングを通じて「季節の移ろいを感じながら健やかに暮らす、作る人と食べる人がこころもおなかも満たされる食卓を応援します——(同社)」とし、食品添加物(調味料)は加えられていないとのこと。
イカリソースでは、サラダ専門店等で作られる「ランチドレッシング」が定番人気となっていることに着目。その原料としてよく使われている「サワークリーム」に、ドレッシング定番フレーバーのたまねぎを加え、「サワークリームオニオン」味のクリーミーなドレッシングに仕上げたという。
GOODNEWS
行列ができる話題のお菓子『ブラウンチーズブラザー』
全国各地で楽しめる初の『ポップアップツアー』を開始
食をテーマに、社会課題をデザインするGOOD NEWS(栃木県那須町)では、栃木県・那須発の人気のお菓子『バターのいとこ』に次ぐ待望の新商品『BROWN CHEESE BROTHER(ブラウンチーズブラザー)』を発売した。牛乳からチーズをつくる過程で大量に出るホエイ(乳清)を廃棄することなく、おいしく活用するために生まれたチーズ 『ブラウンチーズ』 を主役にしたお菓子。
羽田空港で『おすすめのお菓子』として紹介された『ブラウンチーズブラザー』が、このほど 『ポップアップツアー』と題して、東京(羽田空港第1ターミナル)、福岡(博多阪急)に続き、大阪、名古屋、札幌と全国を巡る期間限定イベントを開催中。2023年2月からの日程は下記のとおり。
<2/4〜2/14(神戸)>
■大丸神戸店:地下1階 食品催事場
<2/7〜2/14(東京)>
■伊勢丹新宿店:6階催事場 SWEETS COLLECTION 2023
<2/15〜2/21(大阪)>
■大丸梅田店 ※出店場所は後日公開予定です。
<〜6/30 (東京)>
■羽田空港第2ターミナル店※長期出店
第2ターミナル2階 出発ロビー 時計台2番付近
営業時間:7:00〜18:00
パナソニック
ひとり暮らし向け食洗機『SOLOTA(ソロタ)』
現行最小モデルよりさらに小型化して登場
パナソニック(東京都港区)では、パーソナル食洗機『SOLOTA(ソロタ)NP-TML1』を発売する。(2023年2月中旬を予定)
「食洗機」はファミリー世帯を中心に大容量タイプが主流となっており、家事の軽減などから「一度使うと手放せない」と満足度の高い家電だという。その一方で、単身世帯においては、大きくて置けない等の理由から遠い存在となっていた点に着目したのが本商品。
本商品は、業界最小設計(同社調べ)により、狭いキッチンにも置きやすい単身世帯向けのコンパクトサイズを実現。設置面積はパナソニックの現行最小モデル『プチ食洗(NP-TCR4)』の「約1/2」とのこと。最大6点の食器を収納できる。
また、高温高圧水流で手洗いよりキレイに洗いあげてくれるだけでなく、洗うと同時に除菌も行うという『ストリーム除菌洗浄』機能も搭載。洗浄後は食器を送風で乾燥させ、そのまま保管して食器棚のようにも使えるとのこと。使用水量は約2.5 Lで、手洗いの「約1/8」(同社調べ)という高い節水性も特徴。
西東社
『エリックサウス』総料理長・稲田俊輔さん書き下ろし
『個性を極めて使いこなす スパイス完全ガイド』発売
南インド料理店『エリックサウス』の総料理長・稲田俊輔さんが書き下ろした〝スパイス完全攻略本〟『個性を極めて使いこなす スパイス完全ガイド』が発売される。2023年2月・西東社(東京都文京区)より。
本書紹介文によれば「従来のスパイス事典はスパイスの基本情報のみを解説していくものが多いなか、本書は『スパイスをどう使いこなすか』という目線から解説しているのが特徴です——」とのこと。 冒頭では、個々のスパイスをちょい足しすると味や香りがどう変化するかを確かめるなど、レトルトカレーに気になるスパイスをちょい足しする実験などをはじめ、『イナダおすすめちょい足しスパイスBEST10』など、スパイスに興味が湧いてきそうなコンテンツが満載されている。
また、発売記念として「2023年2月16日(木)」にはオンラインイベントの開催も決定している。
■著者:稲田俊輔
■発行元: 西東社
■価格:1,980円(税込)
日清オイリオグループ
「家庭用食用油市場」の継続的な拡大へ
「2023年春」家庭用新商品・リニューアル商品を発表
日清オイリオグループ(東京都中央区)では、『日清オイリオグループビジョン2030』の実現に向けた最初の4年間の中期経営計画『Value Up +』において、「もっとお客さまの近くで、多様な価値を創造し続ける企業グループ」への変革を掲げる。
その達成に向け、基幹事業に位置づけられている「油脂事業」では、食用油の栄養機能や新しいおいしさ・使い方を訴求することで、家庭用食用油市場の「さらなる拡大をめざす」としている。
「食用油がポジティブに受け止められるようになり、オイルをそのままかけて料理を楽しむ食習慣が広がるなど、食用油の『おいしさ』や『健康』に対するお客様の期待が一層の高まりを見せる中、これらのニーズにお応えする商品ラインアップを拡充するほか、使い勝手を高める商品の開発などを通じて、さらなるお客様満足度の向上を図ります——(同社)」とし、今春3月1日より発売される家庭用新商品、リニューアル商品を発表した。(商品の詳細については左記[関連サイトへ]より参照)