

有田焼の技:ひとり用土鍋ご飯『おまぐはん』
あえて電子レンジ非対応に
──livareit──
2025年12月22日(月)
livareit(リバリート/福岡市博多区)では、有田焼の職人が一点ずつ手作業で仕上げる、ひとり用ご飯炊き土鍋『おまぐはん』を展開している。炊飯量は0.7〜1合。少量でも炊きたてのおいしさを無理なく楽しめるサイズ設計が特徴である。
『おまぐはん』は、日々の食卓に欠かせない“ご飯”そのものの価値に向き合う道具として開発された。豪華な料理ではなく、炊きたての湯気や粒立ち、甘み、香りといった当たり前の豊かさを、毎日の暮らしの中で味わってほしいという思いが込められている。土の練りから成形、焼成まで、有田の職人が手仕事で積み重ねる工程は、味わいと耐久性、使い心地に直結するという。
本製品は、あえて電子レンジに対応していない点も大きな特徴である。電子レンジ加熱による温度ムラや土鍋内部への負荷を避け、直火で器全体をじっくり温めることで、毎回安定した炊き上がりを実現するためだ。火加減や蒸らし、余熱を含めた土鍋本来の調理プロセスが、米の旨さを最大限に引き出すとしている。
また、ご飯炊きに限らず、汁物や煮込み、雑炊など幅広い料理に使える点も魅力である。器としてそのまま食卓に出せるため、洗い物が減り、調理の負担も軽減される。旅館やホテルなど、プロの現場でも採用されているという完成度の高さは、日常使いの道具としての信頼性を物語っている。
『おまぐはん』は、高級でありながら毎日使える“一生もの”の道具として、暮らしの質を底上げする存在を目指している。
(*)画像出典:『株式会社livareit』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)
◎関連URL:『livareit』公式サイト:『おまぐはん』解説ページ
https://livareit.co.jp/omughan/
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