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「国産夏イチゴ」規格外イチゴの販売を開始
フルーツロス削減の実現に向けて
──Japan Fruits──

2023年7月27日(木)
 Japan Fruits(香川県坂出市)では、提携農園の「業務向け規格外夏イチゴ」の販売を、8月1日より開始する。

 同社では、通年でイチゴの販売を行なっているが、「約800件」の企業にイチゴを販売する中で、その取り扱い量が増え、廃棄の問題に直面するようになったのだという。

「農園訪問する中で、実は出荷されず廃棄されているイチゴが、1日に50kgもあるという事実に直面しております──(同社談)」

 廃棄されているイチゴは、ケーキの飾りには使いにくい、小さなサイズのイチゴ。「収穫して販売する方がコストがかかるから──」という理由で、ほとんどの農園で廃棄されているとのこと。「見た目が小さいだけで、味や鮮度は秀品と同様です──(同社談)」

 そこで同社が下した判断が今回の、規格外夏イチゴの販売。

「〝収穫したイチゴは全て届ける〟〝ロスを出さない〟というビジョンが産地に浸透することで、食品廃棄を減らし、持続可能な農業の土台を創ることに繋がります。イチゴを販売する身として、生産者と共に持続可能な事業構築を行っていきたいと考えております。ご共感頂ける企業様は、ぜひ一度お問い合わせ下さい──(同社より)」


(*)画像出典:『Japan Fruits』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

◎関連URL:株式会社Japan Fruits
https://strawberry.japanfruits-channel.jp/

(*)当記事情報は掲載時期現在の情報です。