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天然氷をつかったかき氷『天然氷菓 そよぎ』開店
山形の老舗菓子店が思いを込めた全9種類
──ボンむらやま[地域情報/山形]──

2024年7月11日(木)
 山形県天童市に和洋菓子の店舗を展開する『菓子工房ボンむらやま(運営/ボンむらやま:天童市天童中)』では、山梨県八ヶ岳で作られた天然氷を使用したかき氷専門店『そよぎ』をオープンする。2024年7月13日より。

 『菓子工房ボンむらやま』は、前身の和菓子専門店で三代続いた『村山菓子店』を経て、洋菓子も販売することを機に『有限会社ボンむらやま』として昭和62年12月に設立。社名に選ばれた「ボン」はフランス語の「bon」であり、「良い」「素晴らしい」という意味の他に「おいしい」という意味もあることから採用されたのだという。

 オーナーパティシエの村山純一氏は今回の『そよぎ』開店にあたって次のように語る。

 「このたび泉町店を増改築して新たに作り上げるかき氷は、この「bon」という言葉を継承していきたいという思いを込め「ボン」から「梵(ボン)」に姿を変えます。この梵には「神聖な、清浄」といった意味があります。

 私にとってこれから扱う天然氷は、多くの人の手間暇がこもった尊い大切な存在であり、まさしく神聖で貴重な存在であります。桐の箱から出てきたようなこの氷を手にしたとき、天然氷=梵という思いで溢れました。当店で作るかき氷の名前にはすべて『そよぎ』という名前を付けております。梵の別の読み方である「そよぎ」は言い換えれば、「~味の神聖な氷」という思いの表れです。神聖なものには全力でぶつからなければいけません──(村山氏より)」。

 全9種類のかき氷は、パティスリーならではの考え方で組み立てられたソースが組み合わされ、まるでケーキのような仕上がり。そのことを同氏は「氷と向き合ったときに感じた思いを形にした結果です──」としている。

 「思いを込めた全9種類に優越はつけられません。すべて税込1,400円にて販売することにしました。オーナーパティシエとして自ら書き上げたかき氷のイラストには、そんなかき氷に込めた思いが込められています──(村上氏)」。



◎画像出典元:『有限会社 ボンむらやま』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

◎関連URL:『天然氷菓そよぎ』公式サイト
https://soyogi.site


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