こちらでは──『食アド®︎さん』のいるお店──をご紹介します

カフェダイニング H&B

食アド®︎会員さんが営む(又はお勤めする)「食と生活にこだわったお店」を応援する『食アド®︎さんいるのお店』認定制度。
今回は奈良市西大寺の『カフェ ダイニングH&B』さんをご紹介します。店主の杉本世梨子さんにお話を伺いました。

「ワンプレート」に徹底的にこだわったメニュー
もちもちのバンズは全粒粉とはとむぎ粉を使用 
「オーツミルク」を使った『オーツラテ』

「オーガニック抹茶」を用いた『抹茶バスクチーズケーキ』
リニューアル後はディナータイムも人気
「食べた後の罪悪感もなく、胃もたれもない──」と人気の、豆腐のレアチーズケーキ

「カラダは食べ物でできている──」
ワンプレートに想いを込めて

──2023年夏にリニューアルオープンされたとのことですね。

杉本 開店から2年。お世話になった郊外の土地から、大和西大寺駅前(奈良市/近鉄奈良線)に移転しました。夢だったカフェ出店は「自然豊かなところで──」と考えていたのですが、お客様が増えてくるにつれて、やはり不便な面も見えてきましたので、思い切って「駅前」という環境に移ったのです。

──インスタグラムなどを拝見しても、すでにたくさんのファンの方がいらっしゃるのですね。

杉本 おかげ様で、当初から「健康と美」に対して意識の高いお客様に気に入っていただき、移転後もリピートしてくださっています。「駅前」という立地となって「来やすくなった」と喜ばれる声もいただいています。

──インスタでは彩り豊かなメニュー画像が目立ちます。すべて杉本さんご考案の「ワンプレートメニュー」だと伺いました。

杉本 真っ白なキャンバスに絵の具をのせていくように、白い「プレート」にカラダが喜ぶ特別な食材を盛り付けながら、ひとつの作品となるようにイメージしています。私たちのカラダはすべて「食べ物からできている」と捉えて、シンプルに良い食材をバランスよく摂ることを考えると、自然に彩りも豊かに仕上がっていくのだと思います。

──メニュー作りに関する勉強はどのようにされているのですか。

杉本 「食生活アドバイザー」など「食と生活」「食育」についてのベースとなる知識を身につけてからは、特に「腸活」にフォーカスした勉強をしています。中でも「酵素」については学習を深掘りし、いかにメニューに取り込めるかを研究しています。

──「ヴィーガン」のお客様にも対応されているのですね。

杉本 なるべくお客様のご要望にはお応えしております。ただ、基本的には偏りがないように召し上がっていただけるメニューを心がけています。

──オーガニック抹茶を使ったケーキなど、一つひとつの食材にも、かなりこだわっているのですね。

杉本 そもそもの出発点は「私自身が心から食べたいと願うものを提供したい──」という思いからなので、必然的に食材にはこだわってしまいます。特に季節に応じた「旬の食材」が持つエネルギーも、最大限に活かしたいですね。

──今後の目標を教えてください。

杉本 最近よく「支店を出して欲しい」というお声かけをいただくのですが、やはり現場の端々にまで目を配りたいので、現状ではなかなか厳しいなあと考えています。まずは1食1食、納得のいくメニューをお客様に提供することに集中したいです。

(*本文・商品価格などは取材当時の情報です。下記より最新情報をご確認ください)