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高校でのフードドライブ(スクールフードドライブ)活動の様子。集めた食品を点検している/出典:フードバンク山梨
高校でのフードドライブ(スクールフードドライブ)活動の様子。集めた食品を点検している
『多くの高校生たちの力を借りました』
(フードバンク山梨)/出典:
フードバンク山梨
『多くの高校生たちの力を借りました』
(フードバンク山梨)
フードバンクの食糧備蓄も危機的状況に
『フードバンク山梨』約900世帯に食料支援を実施
物価高騰が子どもたちを脅かす夏
──NPOフードバンク山梨──

2024年8月21日(水)
 フードバンク山梨(NPO法人/山梨県南アルプス市)では、⼦どもの貧困対策の⼀環として、夏休み中の⼦どものいる世帯と、高校生のいる世帯に⾷料⽀援を⾏なっている。今夏も、高校生と個人のボランティアが協力して箱詰めなどを実施した。

 この春ごろから物価高騰の影響などで、フードバンク山梨への家庭からの食品寄付が大幅に減り、レトルト食品や缶詰・パスタ・調味料といった品目が特に集まりにくい状況になっているという。

 「私たちは、このままでは夏休みの支援を十分に行うことは難しいと判断し、『緊急フードドライブ』として例年よりも期間を拡大して食品寄付を呼び掛けました──(フードバンク山梨より)」。

 これに対し、多くの個人・学校・企業などがフードドライブに協力。一部は購入せざるを得なかったものの、協力者の支援によって子どもたちのもとへ食品を届けることができ、「改めて感謝いたします──」と同法人が報告している。

 また同法人では、8月1日から『ナツボラ』(高校生の夏休みボランティア)を募集。この呼びかけに県内の14の高校から208名が参加。また個人ボランティア約60名が一緒に食品を詰め込む作業などを行なったのだという。

「2024年度は、より厳しい家庭で暮らす子どもたちには夏休み・冬休みの支援に加えて、10月と来年3月にも食品を届ける予定です。皆様のお力添えなくして、活動は継続できません。これからも、フードドライブやボランティアへのご参加、そして宅配料や運営費のご寄付など、身近なところから取り組みへのご参加を、引き続きよろしくお願いいたします──(同法人)」。

(*)画像出典:『認定特定非営利活動法人 フードバンク山梨』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

◎関連URL:『フードバンク山梨』公式サイト
https://fbyamana.fbmatch.net


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