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『スズ竹野菜籠』と『スズ竹茶碗籠』/出典:竹虎
『スズ竹野菜籠』と『スズ竹茶碗籠』
120年に一度の開花で枯れた「スズ竹」で編む逸品
自然と共に生きる美しさを、日々の暮らしに
──山岸竹材店──

2025年6月26日(木)
 創業1894年の竹材専業メーカー・山岸竹材店(高知県須崎市)では、120年に一度花を咲かせて枯れるという希少な竹「スズ竹」を使った、美しく実用的な竹製品『スズ竹茶碗籠』と『スズ竹野菜籠(野菜ストッカー)』を完成させた。

 この2つの製品は、しなやかさと高い強度、そして自然素材ならではの美しい艶を併せ持つスズ竹を素材に、熟練の職人が一本一本丁寧に編み上げたもの。通気性に優れており、日々の台所仕事や保存に活躍するほか、経年によって深まる色味や風合いも楽しめる。まさに「使いながら育てる」生活道具だ。

 『スズ竹茶碗籠』は、水切り用のかごとして長年親しまれてきた定番の逸品。底の編みがしっかりしており水はけもよく、茶碗や器を自然に乾かすのに最適。高さのある足つきで、水まわりでも安心して使用できる。コンパクトながら、1〜2人分の食器が収納可能。インテリアにもなじみやすいシンプルな佇まいが魅力。

 一方の『スズ竹野菜籠』は、ジャガイモや玉ねぎ、にんじんなどの根菜類を保存するのにぴったり。編み目から自然に空気が抜ける構造により湿気がこもりにくく、食材の傷みを防ぐ。軽くて扱いやすく、収納だけでなく雑貨のディスプレイにも活用できる。

 自然素材と手仕事が調和したこれらの製品は、いずれも年月とともに深みを増し、長く使うことで生活に寄り添う一品に育っていく。伝統の技と自然の恵みを感じるアイテムとして、暮らしに穏やかな豊かさをもたらしてくれるだろう。

 いずれの商品も、虎斑竹専門店『竹虎』の公式サイトより購入可能。詳細や動画も公開されている。

(*)画像出典:『株式会社山岸竹材店』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

◎関連URL:『山岸竹材店/竹虎』公式サイト
https://www.taketora.co.jp/


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