月刊ニューステーブル

2023年8月号

NEWS TABLE AUG . 2023

ニトリホールディングス

使わないときは「立てておける」まな板
水切り、目盛り、薬味おろしなど便利機能も──

画像出典:(株)ニトリホールディングス

 ニトリ(札幌市北区)では、新商品『滑り止め付き 立つ多機能まな板』の販売を開始した。

「調理に欠かせないまな板。使わないとき、置き方に困っていませんか──」という訴求のもと、登場した『滑り止め付き 立つ多機能まな板』。好きな場所に簡単に立てて置くことができるので、調理スペースを広く使えて、また、収納や乾燥にも便利。

「水切り穴付きのため、野菜等を切ったあとの水切りもラクに簡単にできます。その他、表面には薬味おろしや目盛り、汁こぼれ用のふちが、裏面には滑り止めがついており機能満載なまな板です。抗菌加工を施しているため衛生的、また食洗器にも対応しています──(同社紹介文より)」

アッシュコンセプト

汚れを吸着するために考えぬかれた設計
厚手でタフな『ダイフキン』が登場

画像出典:アッシュコンセプト(株)

 アッシュコンセプト(東京都台東区)では、オリジナルブランド『h tag(アッシュタグ)』より、綿素材と生地の厚みでコンロ周りでも使いやすい、コンパクトサイズの台フキン『ダイフキン』を発売した。汚れを吸着するために設計された、大きな編み目や凹凸が特徴。

 編み目に「約2×4mm」の隙間を設けて、糸同士の間隔を広く設計。糸の表面積を増やしたことで汚れを捉えやすく、従来の『h tag フキン』の2倍の太さの糸を使用し強度をもたせた。「 汚れを引っかけるようにからめ取りながらも、食材などが繊維の中まで入り込みにくく、すすぎがスムースなのが特徴です──(同社)」

 生地自体にしっかりとした厚みが設けられたことで、ミトンやポットマット代わりにもなる。

 また、使い勝手の良さにこだわった「コンパクトサイズ」なのも注目点。コンロ奥の壁のような拭きにくい場所でも力をいれて拭くことができる。

木村屋總本店

新商品6種類『ジャンボむしケーキ芳醇巨峰』『和栗』など
秋を先取りの新ラインナップを発表

画像出典:(株)木村屋總本店

 木村屋總本店(東京都江東区)では、秋を先取りした新商品『ジャンボむしケーキ・芳醇巨峰』『和栗』や、人気の「キーマカレー」を使用した真っ黒な見た目の『黒キーマカレー』など6種類の新たなラインナップを発表した。

 8月発売の『ジャンボむしケーキ』は、旬のフルーツ「芳醇巨峰」と秋を先取りした「和栗」。「芳醇巨峰」は夏に旬を迎える巨峰の特徴を活かした芳醇な香りのむしケーキに仕立てた。また「和栗」は季節のジャンボむしケーキの中でも人気のフレーバーとのことで、秋を代表する「栗」の濃厚な風味が楽しめるという。

 『黒キーマカレー』は、真っ黒なふんわりドーナツ生地に、竹炭を使って真っ黒に色付けされたキーマカレーを包み、スパイシーな香りとともに、程よい辛みが味わえる一品に仕上がった。

 その他、『くるみあんぱん』『塩キャラメルパン』『昭和な照り焼きチキンパン』が並ぶ。

農山漁村文化協会

創刊100年を迎えた月刊『現代農業』
2023年8月号より電子書籍版の配信を開始

画像出典:(一社)農山漁村文化協会

 「創刊100年」を迎えた月刊『現代農業』(発行/農山漁村文化協会:埼玉県戸田市)では、2023年8月号より、電子書籍版の配信を開始する。

『現代農業』は、創刊100年を迎えたいまも変わらず、農家を中心とする読者に支えられているという。またその一方、近年は農的暮らしに生きがいを求める人々からの応援の声も多く届くようになったとのこと。そこで「家庭菜園でも、農家の豊富な知識や工夫を生かしてもらいたい」「『現代農業』が、農と食に関わるすべての人にとってより身近な存在でありたい」と考え、このほど「電子書籍版」の配信を開始することになったのだという。

 電子書籍版『現代農業』は、スマホやタブレットでも紙の雑誌のように一冊を通して読むことができる。「農作業の休憩時間に、週末の家庭菜園の計画に、さまざまな場所・環境で電子書籍版『現代農業』が役立つことを願っています──(同誌より)」

グリーンデザイン&コンサルティング

長期避難生活で不足する栄養をサポート
みんなの保存食『7年保存野菜コンソメスープ』発売

画像出典:(株)グリーンデザイン&コンサルティング

 防災備蓄用の長期保存飲食品を扱うグリーンデザイン&コンサルティング(東京都目黒区)では、『みんなの保存食シリーズ』製品として『7年保存野菜コンソメスープ(粉末)』ヴィーガン認証取得製品の発売を開始した。2023年7月12日より。

 長期にわたる避難生活で大きな問題となる「パンやご飯」といった炭水化物中心の食生活は、ビタミン類の不足による健康上のトラブルが懸念される。『7年保存野菜コンソメスープ』は、そうした偏った栄養不足を解消できるというのが注目点。

 1包の粉末を、「150CC」の水または白湯に溶かして飲むだけで、各種ビタミン(A・B1・B2・C)の他、葉酸や鉄分などが高い充足率で摂取できるという。

「『7年保存野菜コンソメスープ』は、7年保存でありながらも製造から8年6ヵ月という超長期の賞味期限であり、食物アレルギー28品目対応やヴィーガン対応の栄養機能食品で、製品スペックは30言語に対応しております──(同社によるリリース本文より)」

キユーピー

血圧が高めのユーザーに向けた機能性表示食品ドレッシング
『アマニ油ドレッシング ごま 豆乳入り』を新発売

画像出典:キユーピー(株)

 キユーピー(東京都渋谷区)では、血圧が高めのユーザーに向けた機能性表示食品『アマニ油ドレッシング ごま 豆乳入り』を新発売する。

 長年の研究で培った酸化防止技術により、酸化しやすい「ごま」と、食用植物油脂として「アマニ油」を100%使用したドレッシング。

 ドレッシングの魅力の一つは、好みや気分に合わせて選べる豊富なラインアップで、中でも「乳化系ごまドレッシング」は人気が高く、売上構成比で市場全体の約3割に上るという。

 健康志向が高まり、機能性表示食品の乳化系ごまドレッシングが求められる中、酸化しやすい『アマニ油』と『ごま』の組み合わせは、「経時的な風味劣化が商品化の大きな課題でした──」という同社。今回、マヨネーズに関する長年の研究で培った酸化防止技術により、「ごま」と、食用植物油脂として「アマニ油」を100%使用した初めての機能性表示食品ドレッシングを実現したのだという。

 さらに今回、機能性表示食品のドレッシング「全5品」に、再生PET樹脂を100%使用したリサイクルボトルを採用するとのこと。