カルビー（東京都千代田区）では、個人の腸内環境を検査し、『グラノーラ』を定期購買するサービス『Body Granola（ボディグラノーラ）』を開始した。本サービスは株式会社メタジェン（山形県鶴岡市）、株式会社サイキンソー（東京都渋谷区）との共同開発によるもの。

『Body Granola』は、ユーザーが自分の「腸内フローラ」を調べて、お好みの素材（例えばプレバイオティクストッピングなど）を選ぶ、『グラノーラ』の定期購買サービスで、具体的な手順は次のとおり。

（1）WEBサイトから腸内フローラ検査キットを注文。届いたら採便・ポスト投函する。
（2）検査結果が届く（全57タイプに分類された腸内フローラタイプ、腸内に存在する細菌の多様性や口腔常在菌の割合など）
（3）検査結果を参考に、お好みの素材（プレバイオティクストッピングなど）を選び、グラノーラを注文する。
（4）『グラノーラ』が定期的に届く。

　カルビーが成長戦略で掲げる「食と健康」領域の新たなビジネスモデルとして確立し、「5年間」で延べ10万人に利用してもらうことを目標に据えているという。

　キッコーマンソイフーズ（千葉県野田市）では、新商品『キッコーマン 砂糖不使用 豆乳飲料 麦芽コーヒー』『キッコーマン 砂糖不使用 豆乳飲料 紅茶』の200mlを、全国で発売する。（2023年5月22日より）

『砂糖不使用 豆乳飲料 麦芽コーヒー』は、生のコーヒー豆を丹念にローストして抽出したコーヒーに香ばしい麦芽をブレンドした「豆乳飲料 麦芽コーヒー」の風味はそのままに、砂糖を使用せず、大豆のやさしい甘みを活かした。「ソイラテが手軽に楽しめる」というもの。

　また、 『砂糖不使用 豆乳飲料 紅茶』は、アールグレイの香り豊かな紅茶味の「豆乳飲料 紅茶」の風味はそのままに、砂糖を使用せず、こちらも大豆のやさしい甘みが活かされ、「ソイティー」を手軽に楽しめるという。

　キッコーマン豆乳の『砂糖不使用』シリーズは、砂糖を使用せず、大豆のやさしい甘みを活かしている点が特徴とのこと。

　タリーズコーヒージャパン（東京都新宿区）では、季節限定商品『ボールパークドッグ アボカドタルタル』の販売を開始した。

　（2023年4月26日より）

　新商品『ボールパークドッグ アボカドタルタル』は、パリッとジューシーなソーセージを挟んだホットドッグに、コクがあってクリーミーなアボカドペーストと、やわらかい酸味のタルタルソースをトッピング。口あたりはまろやかで、しっかりとしたコクの『水出しアイスコーヒー』とのペアリングもおすすめだという。

　タリーズコーヒーでは、コーヒーやティーによく合う「フードメニュー」が各種用意されており、なかでも2008年の初登場から、多くのユーザーに好評という『ボールパークドッグ』は、アメリカの球場でほおばる「ホットドッグ」をイメージして作られたもの。

「手軽でありながらしっかりとした食べ応えが特長のフードメニューです──（タリーズコーヒー）」

　木村屋總本店（東京都江東区）では、2023年5月1日から木村屋直営店で販売する新商品を発表した。

今回登場した新商品『たらこあんぱん』は、昨夏（2022）開催された、『東京メトロ』と『ＶＩＡ』のオンライン講座『商品化も夢じゃない！～マーケティングを学んで商品企画担当者になってみよう～』にて選出された「小学生考案のあんぱん」。

考案者の『しばけん』（ニックネーム）さんは、「“たらこ”や“明太子×パン”は商品化されているけれど、フランスパンなどとの組合せが主流で、焼き上がりから時間が経つと硬くなってしまう。歯の抜けた小学生や嚙む力が弱くなってしまったお年寄りは、噛み切ることが難しい！この「もっちりやわらかたらこぱん」なら、やわらかくて心配なく嚙み切ることができると思い考案しました。（原文ママ）」とポイントを語っている。

「たらこ」を使用したあんぱんは『木村屋』史上初の試みとのこと。「たらこ」だけでなく、「白餡」との絶妙なバランスで組み合わされた「特別餡」を木村屋こだわりの生地で包み焼き上げた一品。　同社では「今までにないあんぱんを是非一度ご賞味ください──」としている。

　NSGグループの味噌・味噌漬、甘酒の製造・販売を行う峰村商店（新潟市中央区）では、味噌と乳製品の相性の良さに着目して開発した『味噌蔵のピザ』（冷凍）の販売を開始する。（2023年5月2日より）

　日本の伝統的食品「味噌」と洋を代表する料理の1つ「ピザ」とのコラボレーション。

　峰村商店では「味噌バターラーメンに代表されるように、味噌と乳製品は相性が抜群。この相性の良さに着目して商品展開をしてまいりました──」として、新商品の生地には、同社の蔵で1番人気の『味噌盛りの味噌』とベシャメルホワイトソースを混ぜ合わせたものが塗られているという。

「味噌とホワイトソースの融合により味に深みが出て、素材の旨味が引き立っています。イタリア酵母種を使用した生地でもっちりサクッとした食感が特徴です──（同社）」。

　冷凍ピザなので、作る時間がない朝のタイミングや、さっと済ませたいランチ時にもオーブントースターで温めるだけで簡単に作れて便利。さらに同社は「日本の伝統食『味噌』を守り続けながら時代に合ったおいしさを追求していく」と意気込みを見せている。

　Kurasu（京都市）では、ドリップに特化した家庭用コーヒーグラインダー『Ode Brew Grinder Gen2（オード ブリュー グラインダー ジェン2）』の先行予約を2023年4月26日より開始した。（『Kiguオンラインショップにて）同社は、サンフランシスコ発のコーヒー器具ブランド『Fellow（フェロー）』の正規代理店を務める。

『Ode Brew Grinder Gen2』は、2018年に米国で販売された旧モデル『Ode Brew Grinder』から多くの機能を向上させた次世代機。独自のグラインド刃が開発され、コーヒー豆を均一に挽くことができるだけでなく、優れた静音性、オートストップ機能など、「家庭で手軽に美味しいコーヒーをいれる為の機能が充実しています──（Kurasu）」とのこと。また日本国内の規格に対応し、２年間のメーカー保証もついているという。

『Fellow（フェロー）』 は、2013年に創業者の Jake Miller がクラウドファウンディングサイトで発表したフレンチプレスから始まったプロダクトデザインメーカー。このプロジェクトの成功を受けて、世界の流行発信地として知られ、有名 IT企業が集まる サンフランシスコのシリコンバレーを拠点に、『Fellow』としてビジネスを開始。

　現在は、製品、マーケティング、販売、運用/財務、顧客サービス、小売りの専門家で構成された強力なチームで構成され、社員数は80名以上。毎年100%以上の成長率を維持している世界的人気のメーカーに成長しているという。