月刊ニューステーブル

2023年7月号

NEWS TABLE JUL.2023

果汁工房果琳/青木商店

旬の「完熟桃」で作り立てスムージー
人気商品『とろける桃のスムージー』が今年も期間限定発売

画像出典:(株)青木商店

 ジューススタンド『果汁工房果琳』をはじめとしたフルーツジュースバー「全187店舗」(運営/青木商店:福島県郡山市)では、旬を迎える桃を皮ごと使った作りたてのスムージー『とろける桃のスムージー』を、2023年8月末頃までの期間限定で販売する。

『とろける桃のスムージー』は、ひんやりなめらかな食感を楽しめる、これからの暑い夏にぴったりのドリンク。店舗で完熟の桃が1つ1つカットされ、来店客の注文を受けてから皮ごとミキシングすることで、フレッシュな完熟桃そのものの色合いや爽やかな甘さ、芳醇な香りが楽しめるというもの。

 同商品は「2022年」に全店で「79万杯以上」の販売実績をもつ。「旬の桃そのままの美味しさを作り立てで味わえることから、季節限定商品のなかでも特に人気の高い商品です──」(青木商店/同商品紹介文より)

NHK出版

発売2カ月で「3刷決定」を発表
『白崎茶会のはじめての地粉パン』新しいパンの魅力を体験

画像出典:(株)NHK出版

 NHK出版(東京都渋谷区)では、予約のとれない料理教室として知られる『白崎茶会』主宰・白崎裕子さんの『白崎茶会のはじめての地粉パン』(4月19日発売)が販売好調につき、発売から2か月あまりで3刷が決定したことを発表。編集部のリアルな「おすすめコメント」とともに、改めて同書の魅力を発信した。同書は長年の研究で工夫を重ねた白崎さんの力いらずでおいしくできるテクニックが満載だという。

 白崎裕子さんが、「おいしいパンをつくるなら絶対おすすめ!」という、「地粉(国産小麦粉)」を使ったパンづくりの本。発売直後から「Amazonランキング1位」もたびたび獲得するなど、ネット書店や書店店頭での販売が好調だったという本書。

 フォカッチャやロールパン、コッペパンなどの定番から、オリジナリティーあふれる創作パンまで、初心者でも上手にできる丁寧な写真付きのレシピで紹介されている。「本書を参考にすれば卵・乳製品不使用。国産小麦粉である地粉を使った味わいのあるパンが、簡単&おいしくつくれます!──」(同書紹介文より)

千秋庵製菓/北海道コンフェクトグループ

北海道のふたつの伝統から生まれた『かりんとう』
「鰊」で栄えた時代の郷愁感じさせる商品名『銭函金助』命名

画像出典:千秋庵製菓/北海道コンフェクトグループ(株)

 千秋庵製菓(札幌市中央区)では、北海道最古のかりんとう『中野のかりんとう』と『札幌千秋庵』の2つの伝統から生まれたかりんとう『銭函金助(ぜにばこきんすけ)』を新たに発売。『千秋庵』全店舗にて販売を開始する。

 北海道のかりんとう専門店『中野のかりんとう』と、同じく道内で「101年」の歴史をつなぐ和洋菓子メーカー『札幌千秋庵』の、2つの伝統から生まれた新商品『銭函金助』は、薄く軽やかな黄金色のかりんとうの見た目を銭(紙幣)に見立て、昔小樽が鰊(にしん)漁で栄えていた時代への郷愁を感じさせる商品名が採用されたのだという。

 伝統の製法から生まれた、こんがりとした焼き色の上に黄金色の蜜をまとった艶やかな板状のかりんとう。「香ばしさと軽い食感、胡麻の風味が合わさった飽きのこない味わいです。蜜に使われている砂糖は北海道産のビート糖(てんさい由来)です。パリッとした軽やかな食感に、黒胡麻の豊かな風味がよく合います──(新商品紹介コメントより)」

不二家

不二家のケーキが「24時間365日」楽しめる
冷凍スイーツ自動販売機『FUJIYA’S CAKE STAND』を順次設置

画像出典:(株)不二家

 不二家(東京都文京区)では、冷凍スイーツ自動販売機『FUJIYA CAKE’s STAND』を、不二家洋菓子店・不二家レストランの一部店舗にて順次設置する。2023年6月30日(金)より。

 自動販売機は「店外」に設置されるため、24時間365日、誰でも気軽に不二家のスイーツを買い求めることができる。ケーキは全て『セミフレッドクリーム(半解凍でアイスケーキのように、冷蔵温度ではチルドケーキとして楽しめるクリーム)が使用されており、半解凍でもなめらかでコクのある味わいが楽しめるという。商品は全部で10種類。

 常温で5分ほど半解凍し、その後、クリームが解ける前にいただくのが「美味しい食べ方」とのこと。スイーツのラインナップや設置店舗などは公式サイトを参照。

エコロシティ

自社パーキング内に「寄付型自動販売機」設置
オリジナルパッケージ施し「こどもの貧困対策」に取り組む

画像出典:エコロシティ(株)

 駐車場・コインパーキングの運営、管理を行うエコロシティ(東京都港区赤)では、同社が運営・管理を行う『エコロパーク』に、「寄付型自動販売機」を設置。その売上の一部を『こどもの未来応援基金』へ寄付することを発表した。

『こどもの未来応援基金』とは、貧困に苦しんでいるこどもに対し、企業や個人から広く寄付を募る活動。集まった寄付金は、支援団体の運営資金として提供され、学習支援を行う団体やこども食堂、児童養護施設等、全国の支援団体で役立てられるというもの。

 今回設置された寄付型自動販売機には、『こどもの未来応援基金』と同社オリジナルラッピングが施されており、ラッピング側面に、「学びの支援」「栄養のある食事の提供」「安心して過ごせる居場所づくり」の3つの主な支援内容を掲載することで、「自動販売機利用者だけではなく、通行人にも『こどもの未来応援基金』と当社の取り組みについて知ってもらうことができます──(同社)」

モスフードサービス

『モスファーム熊本』非食用米供給を本格開始
モスバーガーの環境対応カトラリー生産に寄与

画像出典:(株)モスフードサービス

 モスバーガーを展開するモスフードサービス(東京都品川区)では、世界的に問題となっているCO2削減への取り組みとして、国産非食用米由来のバイオマスプラスチック『ライスレジン』を25%配合したカトラリー(テイクアウト用のスプーン、フォーク)を、昨年8月から導入。今回、カトラリーで使用する非食用米の生産を、同社が出資する農地所有適格法人『モスファーム熊本(熊本県八代市)』にて本格的に開始することを発表した。今季の生産量は「40t程度」となる予定で、モスバーガー全店で使用する環境対応スプーン、フォーク「1年分」を賄うことができるという。

 モスファーム熊本は、株式会社うえなか(熊本県八代市)や個人の生産者らが共同出資で設立した農地所有適格法人。2013年の設立以降、モスバーガー店舗で使用するトマト、レタスを生産してきた。

 そして今季からは、同チェーンで使用を開始した『ライスレジン』配合カトラリー向けの非食用米の供給を本格的に開始する。

 非食用米の作付けをすることで「遊休農地」の有効活用を図るとともに、『モスファーム熊本』の収益改善にも寄与。本年から本格的に非食用米の生産を増やす計画で、全国のモスバーガーで1年間に使用するカトラリー全量分の原料が賄える収量となる予定としている。