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京菓子老舗による「紫陽花の和菓子」
目に爽やかな『琥珀糖』とともに季節限定販売開始
──鶴屋吉信──

2023年6月2日(金)
 和菓子製造販売の鶴屋吉信(つるやよしのぶ/京都市上京区)では、梅雨をいろどる「紫陽花(あじさい)」をテーマにした和菓子を今年も発売した。しばらく販売がなかった人気の『琥珀糖』も再登場し、それぞれ期間限定での販売がスタートした。どちらも、季節を目で楽しみ、そして味わえる一品。

「雨露に濡れきらきらと光る紫陽花──雨の季節を彩る花を羊羹で表現しました──(同社)」寒天でできたきらきらの「琥珀羹(こはくかん)」と、しっとり味わい深い「小倉羊羹」の二層に紫陽花の意匠が繊細に添えられている。お味は「あっさりとした上品な甘さ」が特徴という。

 また、ほんのりとした透け感のある『琥珀糖』は、表面が「ぱりっ、しゃりっ」として、中は「つるっ、ぷるっ」と、二段階の食感が楽しめるというもの。今回は、繊細に色づいた紫陽花が、「3色の琥珀糖」で表現されている。

「生砂糖(きざと)でできた紫陽花の葉とあわせて、鶴丸印の箔押し入り小箱にお詰合せいたしました──(同社)」

 同社は「享和3年(1803年)」創業。職人の繊細な手作業により生まれる「生菓子」が人気の京菓子の老舗。

(*)画像出典:『鶴屋吉信』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

◎関連URL:株式会社 鶴屋吉信
https://www.tsuruyayoshinobu.jp/

(*)当記事情報は掲載時期現在の情報です。