月刊ニューステーブル
2025年10月号
NEWS TABLE OCT. 2025

グレープストーン
北海道発キャラメルミルクスイーツ専門店『BLUE POND』誕生
大丸札幌店に第1号店をオープン

グレープストーン(東京都中央区)は大丸松坂屋百貨店と共同でスイーツブランド『BLUE POND(ブルーポンド)』を開発し、2025年10月8日、大丸札幌店に第1号店をオープンする。キャラメルミルクスイーツに特化した専門店で、北海道の素材や技術を活かした商品を展開する。
ブランド立ち上げには、町村農場やカーム角山など北海道の酪農に携わるスペシャリストが協力。100年以上の歴史を持つ乳業と最新の酪農技術を融合し、世界でここだけのスイーツを生み出した。
主力商品は2種。『キャラメルミルクサンド』はキャラメルソースとホワイトショコラを組み合わせ、バターを練り込んだクリスピー生地で仕上げた新食感スイーツ。『キャラメルチーズケーキ』は北海道産生乳のチーズムースにキャラメルソースを忍ばせ、水ゼリーで包んだ新感覚の菓子である。
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イケア・ジャパン
循環型サービス『創電割』を導入
食品廃棄物を電力に再利用

イケア・ジャパン(千葉市船橋市)は、アーバンエナジー(横浜市)と連携し、IKEA仙台、IKEA Tokyo-Bay、IKEA福岡新宮の3店舗で排出される食品廃棄物を電力として再利用する循環型サービス『創電割』を導入した。
本サービスは、店舗から排出された食品廃棄物をバイオガス施設でメタン発酵・発電し、アーバンエナジーが電力を買い取って発生元の店舗へ供給する仕組み。これにより廃棄物を資源化し、再生可能エネルギー100%の電力として店舗で利用できる。10月以降はIKEA横浜でも順次導入予定である。
イケアはサステナビリティ戦略に基づき、リサイクル率の向上や食品廃棄物の削減に取り組んできた。店舗廃棄物のリサイクル率は79.7%(2025年度時点)に達し、AIツール「Winnow Vision」の導入により食品廃棄物も2018年度比で47.7%削減した。
今回の取り組みは、外部パートナーとの協働による循環型ビジネスモデルの構築を進めるものであり、イケアは今後も資源の有効活用と廃棄物削減を通じてサステナブルな社会の実現を目指す。
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douzo
日本ブランド初『Erewhon限定』の高級包丁セットを販売
800年以上続く刀鍛冶の伝統受け継ぎ

douzo(東京都台東区)は、自社ブランド『襷 Taski(タスキ)』が、日本の包丁ブランドとして初めて米国カリフォルニア州の高級スーパーチェーン『Erewhon(エレウォン)』で販売を開始したと発表した。
販売されるのは、Erewhonロゴ入りの限定オリジナル包丁3本セットで、価格は648ドル。9月下旬からマンハッタンビーチ店、カラバサス店、パサデナ店でディスプレイが始まっており、今後は他店舗にも展開される予定である。
包丁は世界三大刃物産地のひとつ、岐阜県関市で製作。800年以上続く刀鍛冶の伝統を受け継ぎつつ、モダンなデザインを取り入れた。菜切包丁、切付包丁、切付ペティナイフの3本で構成され、切れ味・耐久性・美しさを兼ね備えている。
Erewhonは南カリフォルニアで11店舗を展開する高級スーパーで、B Corp認証を持ち、オーガニックやウェルネス志向の消費者から高い信頼を得ている。douzoは、今後も日本の中小企業や職人の技術を世界市場に届ける取り組みを強化し、グローバル展開を推進する考えだ。
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シービージャパン
電子レンジで手軽にホットサンドを実現
『COPAN レンジグリル ホットサンドメーカー』発売

シービージャパン(東京都足立区)は、『COPAN レンジグリル ホットサンドメーカー』を2025年9月に発売する。電子レンジで約2分30秒加熱するだけで、外はこんがり、中はとろりとしたホットサンドが完成するのが特長。
本体はアルミメッキ鋼板とふっ素樹脂塗膜加工を採用し、パンに香ばしい焼き目をつけながら具材はジューシーに仕上げる。食器洗浄機や乾燥機にも対応し、忙しい朝でも後片付けが簡単である。コンパクト設計で、キッチンに馴染みやすいシンプルなデザインも魅力。
ハムチーズやツナマヨといった定番から、チョコバナナやキャラメルりんごなどスイーツ系まで幅広いアレンジが可能。専用レシピ付きで初心者でも楽しめる。
サイズは幅158×奥行165×高さ53mm、重量435g。主材質はシリコーンゴム、ポリスチレン、アルミメッキ鋼板で、中国製となっている。
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ロマンライフ
『菓子wabiya』京都髙島屋に初出店
限定フレーバー『チーズスフレ料理長の帽子 あずき』登場

ロマンライフ(京都市山科区)は、洋菓子ブランド『菓子wabiya』を2025年10月9日、京都髙島屋に初出店する。看板商品の『チーズスフレ料理長の帽子』は大阪髙島屋でも人気を集め、今回の京都出店にあたり限定フレーバー「あずき」を販売する。
『菓子wabiya』は、祇園の料理店『侘家古暦堂』の心と技を継承し、料理長とパティシエが共同で開発したブランド。素材の魅力を引き出すことを重視し、香ばしいごまやドライフルーツなどを組み合わせた菓子を手間をかけて仕上げている。店舗デザインは建築家・辻村久信氏が担当し、ウォールナット材や銅色の壁面を取り入れた洗練された空間となった。
京都髙島屋限定の「チーズスフレ料理長の帽子 あずき」は、赤たまごとチーズのコクに加え、炊き上げたあずきを練り込んだ味わいが特長。手土産や差し入れにも適した商品である。
そのほか、大阪髙島屋で好評を得た『薄玻璃チュイル 白ごま・黒ごま・うま味』や、定番の『チーズスフレ料理長の帽子』も販売する。
店舗は京都髙島屋S.C.地下1階にオープン。
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ファミリーマート
ロス削減をテーマにした出前授業と『ファミマフードドライブ』
埼玉県内の小学校と連携し食育を実施

ファミリーマート(東京都港区)は、埼玉県と連携し、さいたま市立常盤北小学校とさいたま市立徳力小学校で、食品ロス削減をテーマにした出前授業と「ファミマフードドライブ」の食品寄付体験を組み合わせた食育プロジェクトを実施する。
国内では年間約464万トンもの食品が、食べられるにもかかわらず廃棄されていると推計されており、約半数は家庭から発生している。ファミリーマートは、埼玉県庁内の店舗でフードドライブを行うなど、これまでも地域と連携した取り組みを展開してきた。今回は、食品ロス削減月間(10月)や県下一斉フードドライブキャンペーンを前に、子どもたちが「学び」「体験する」ことで食品ロス問題を自分ごととして捉える機会を提供する。
授業では埼玉県庁職員が講師となり、家庭でできる食品ロス対策を解説。さらに校内に寄付ボックスを設置し、子どもたちが家庭から食品を持ち寄る体験を通じ、社会課題解決への参加意識を育む。寄付された食品は協力パートナーを通じ、地域で支援を必要とする人々に届けられる。
実施は、常盤北小学校が2025年9月~11月(全校児童約330名)、徳力小学校が2026年1月~2月(4年生約25名)。ファミリーマートによると、2025年8月末時点でフードドライブ実施店舗は全国4,746店、協力パートナーは653団体にのぼり、国内最大級のネットワークとなっている。
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